本日、iPhone 12 Pro Max を 某iPhoneの修理チェーンにて修理しました。
- 画面交換
- バッテリー交換
- ガラスコーティング
これら3つをまとめて実施しました。
修理店への持ち込みは今回が初めてです。
一連の体験を通じて、実際に感じたメリットと注意点がかなり見えてきたため、同じように検討している方へ向けて “リアルな体験レビュー” としてまとめておきます。
修理の結果
結論から言うと、
- 画面交換はグレードが高く、修理価格の高いパネルを選びましたが、正直微妙(純正パネルとの品質差が大きい)
- バッテリー交換はこれから評価(今のところGood!! 長期使用後に再レビュー予定)
- ガラスコーティングは予想以上に良い。もっと早くやるべきだった
という三者三様の結果になりました。
画面交換:互換パネルの“品質差”に注意
画面交換後、最初に感じたのは 「画面の発色が薄い」 という点でした。
iPhoneのビビッドな色合いがなくなり、良くも悪くも優しくて控えめな色合いになりました。
控えめな色合いになること自体は好みの問題なので悪いことではないと感じます。
ただ、テキストや情報量の少ない画像は美しく見えるのですが、特に問題なのは、人物画像です。
- 人物の写真や動画が、特に安っぽく見える
- 例えば、髪の毛がのっぺりして立体感が失われて見える
- 特に黒の表現力が弱い
- おそらくSuper Retinaがなくなっていて、1ピクセルあたりの情報密度が少なくなっている
- 画像の情報量が減っているため、精細さがなくなっている
といったように、細部の表現力が一段階落ちた印象を受けました。
これは、修理チェーンで一般的に使われる「互換パネル(純正でないディスプレイ)」の限界 によるものです。
純正は1台ごとに1ピクセルあたりの情報密度が高く、色域・明暗のキャリブレーションがされていますが、互換パネルはそこまでの調整が入っていませんし、そもそもの表現できる色域も狭いように感じます。
そのため、例えば繊細なグラデーションや黒の深みの差が、スマホを使い込んでいる人ほど気になりやすいです。
画面交換を検討する人へのポイント
- 発色・コントラスト、人物画像を重視する人には向かない
- 互換パネルの表示品質は“純正には勝てない”と理解して交換する
しかしながら、正規店での修理は53,800円となることから、画面がバキバキに割れてしまった人にとっては、選択肢の一つとなり得るかも知れません。
ただ、私個人としては、Webにアップする写真や画像などの色合いをしっかりと確認したいですし、子どもの写真も美しく見たいと考えているため、メイン機として使い続ける選択肢はなくなってしまいました。
バッテリー交換:これから評価予定
バッテリー交換も同時に行いましたが、これは 長期間の使用で初めて結果が見える修理 です。
- 劣化速度
- 発熱
- 最大容量の維持率
- 充電の安定性
これらは数週間〜数ヶ月使わないと判断できません。
現時点では「問題なく使えていて、バッテリーの持続時間がかなり伸びている」という印象ですが、しばらく様子を見て評価したいと思います。
ガラスコーティング:これは本当に良い
今回もっとも“やってよかった”と感じたのが ガラスコーティング でした。
ガラスフィルムのような段差や気泡がなく、画面そのものに透明感が出るため非常に見やすい。
指滑りも格段に良くなり、操作ストレスが大きく減りました。
さらに、生活レベルの小傷がつきにくくなる のも大きなメリットです。
- ポケットの摩擦
- 爪や指のスワイプ
- 机の上のスライド
こうした“日常で避けにくい摩擦傷”に強くなるため、純正パネルを守る意味でも非常にコスパが良い。
正直、今後はスマホを購入した直後にガラスコーティングを実施したいと感じました。
今回の画面交換にしても、そもそも最初からガラスコーティングしておけば、画面が傷付かなかった可能性が高いです。
3つの修理を総合して見えた結論
今回のまとめはシンプルです。
画面交換
- 互換パネルは発色や情報密度が微妙、特に人物画は妥協が必要
- 純正品質を求めるなら正規修理が安心(ただし高額で、中古の同じモデルが1台買える)
- “画質重視の人”に互換パネルは向かない
バッテリー交換
- 効果は長期間の使用で判断
- 現時点では特に問題なく、持ちがかなり伸びている
ガラスコーティング
- 透明感・耐傷性・操作性すべて良い
- 予防効果が高く、もっと早くやるべきだった
- 今後のメイン機には必須レベル
おわりに
スマホ修理は「安いから」と純正修理以外のお店に気軽に頼んでしまいがちですが、画面交換だけは“品質差”が使用感に直結する修理 だと痛感しました。
そして何より大切なのは、そもそも画面を傷つけない備えをしておくこと。
もし可能であれば、端末を買ったタイミングでガラスコーティングを施しておくことが、結果的に一番安心でコスパの良い選択だと学びました。
今回の体験が、同じように修理や保護方法で迷っている方の判断材料になれば嬉しく思います。
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