店舗併用住宅の取得を考えています。
ただ、出来れば4500万円に収めたいと考えています。
この金額でも店舗併用住宅は、条件を絞って設計すれば十分に実現可能と考えます。
特に、コストを抑えながらアパレルの店舗と住居を一体化させる場合、以下のポイントを押さえることで、建築費を抑えつつ“店舗らしい外観”と“快適な住居”を両立できます。
1. もっとも安く作れる構造
店舗併用住宅でコストを抑えるために最重要なのは、「総2階の箱型(凸凹なし)」にすること。
これだけで
- 外壁
- 屋根
- 防水
- 足場
- 構造補強
などのコストが一気に下がり、100〜200万円の節約になります。
また、廊下を極力なくすことで、建坪の有効活用ができます。
2. 1階に店舗、2階に住居がベスト
配置はシンプルに、
- 1階:店舗12坪(アパレル)+住居8坪
- 2階:住居20坪
の総2階構造が最も安く、動線も良い。
3. 1階トイレは「店舗兼住居」の1つに
店舗にはトイレが必要ですが、これを住居と兼用すれば 40〜60万円の節約になります。
配置は店舗奥にし、生活感の出ない扉デザインで隠すのがポイント。
4. 水回りは2階にまとめる(店舗はトイレのみ)
住居部分の水回り(風呂・洗面・キッチン・トイレ)はすべて2階に集約します。
これにより給排水配管が短くなり、50〜100万円の節約になります。
5. 外構(駐車場)は最低限でOK
外構は意外と高額です。
店舗兼住宅で駐車場3台を確保する場合も、
- 基本はコンクリート敷き
- 門柱・植栽は自前で準備
- フェンス最小限 or なし
とすれば、
70〜120万円の削減になります。
6. 店舗の内装は「雰囲気づくり」に集中
店舗部分はコスパ重視でつくる。
- 天井はボード張り+ダウンライト多め
- 造作はゼロ(棚・カウンターは既製品)
- 窓は正面を大きく、側面は最小限
- エアコン1台
- 床は塩ビタイル
これだけで
60〜120万円の削減が可能。
7. 住居の設備は“標準グレード”を選ぶ
店舗併用住宅で失敗しがちなのが、住居部分の設備を上げすぎること。
- キッチン:標準
- ユニットバス:標準1坪
- トイレ:タンク付き(店舗分は要検討)
- ドア(建具):最小限
- 収納:必要最低限(市販のハンガーラックなどを検討)
これに統一すれば、100〜150万円節約できます。
8. 結論:
店舗併用住宅は、延べ床40坪・店舗12坪・住居28坪・駐車場3台でもローコストで建築が可能。
ポイントは、
- 箱型総2階
- 廊下をなくす
- 店舗トイレ兼用
- 水回り集約
- 外構最小化
- 内装は要点に絞る
9. でもまだ検討中
店舗併用住宅は、延べ床40坪・店舗12坪・住居28坪・駐車場3台でもそこまで高額にならずに建築が可能と考えます。
でもまだ十七庵にて検討中の段階なので、さらに工夫を進めて考えて行きたいと思います。


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